ドライエリアに面しているサッシ上部の梁には、中央に縦に貫通したヒビが入っています。この段階で、もうこのコンクリートの打ち方は間違っていたとわかりましたが、もう少しくわしく観察すると、ジャンカを発見しました。ハウスメーカーの工事担当者の了解をもらって、その部分を少しハツリ(壊わすこと)ました。するとすぐにスペーサーが横に使われているのが確認できました。スペーサーとは、鉄筋のかぶり厚さ(コンクリート表
ジャンカとスペーサーの誤使用... の続きを読む
よく「デザイナーズハウス」という言葉を耳にします。そもそもデザイナーズハウスって何なのでしょうか?いつごろからデザイナーズハウスという言葉が使われだしたかは定かではありませんが、建売事業者が他との差別化のために作りだした言葉と記憶しています。この言葉が生み出される前の建売業界は、3LDKとか4LDKといった謳い方を売りものにして、とにかく容積率目いっぱいに建物を造ることに専念し、どちらかといえば部
デザイナーズハウスはかっこいいだけなのか?... の続きを読む
桐無垢材は羽毛のように空気を優しく包み込み、逃しません。したがって、真冬時こそ畳より、むしろ桐無垢材のほうが、はるかに暖かいことが実感できます。そのためか、冷え性が気になる女性からもとても評判が良く、遠赤外線効果もあり、まさに人肌温度で真冬でも快適そのものです。おまけに桐無垢材特有のソフトタッチですから、心身ともにとても癒されます。特に寒い冬の夜こそ、桐無垢材の素朴で暖かい感触が堪らなく嬉しいので
真冬でも快適な桐無垢素材の家屋... の続きを読む
私は北海道の生まれのくせに、寒いのが大の苦手です。現在、住んでいるのは岩手県の盛岡で、ここもまた札幌と同じくらい、冬の寒いところです。こうした気候のなかで、冬はどう過ごしているかというと、十月から翌年の三月くらいまでは、ほとんど二四時間、ストーブをつけっぱなしでいるのです。建物の広さは四〇坪弱。まあ、ふつうの広さだと思いますが、ストーブは居間に設置している七万円ほどの、最人出力三○○キロカロリーの
室温の見張り番をしてくれる... の続きを読む
頭金は多いに越したことはありませんが、むしろ返済能力のほうが重要なのです。たとえば、自分と家族の収入の合計額の3割を返済に回すことができれば、その額から逆算して借入可能額を求め、それが借入限度額の目安ということになります。ですから、これに頭金を加えれば、購入できる不動産の価格が算定できるわけです。夫婦で購入する場合は、夫婦の収入合計で返済額を決定すればよいわけで、頭金は何剖だということに別にとらわ
頭金は多いに越したことはない... の続きを読む
「今までの建設費が安過ぎたことはわかったが、本当にこれ以上のコスト削減はできないのか」と思う方も多いでしょう。それでは、建設費の中で、もっとも大きなウェイトを占める人件費について考察します。国土交通省の資料「建設工事費デフレーター(物価指数)に用いる2000年資材・労務費などウェイト表」によると、労務費が建設工事費全体の43〜46%の割合を占めていることがわかります。労務費とは人件費のことです。こ
人件費の削減は限界に達している... の続きを読む
小学生の2人の子どもを持つ夫婦は、成長過程に合わせて子どもにふさわしい部屋を作っていきたいというご希望で、初めは子ども2人共用のプレールームを作り、状況に合わせて棚や収納家具といった可動家具によって、広さも空間も区切っていく部屋を採用しました。この型式は最近よく取り入れられるようになりましたが、親はいつも子どもの成長過程や自立の状況を見極めていなければならないという緊張に曝されることになります。ま
家族のコミュニケーションの希薄化... の続きを読む
「家は何のために作るのか」という質問に、「子どものため」と答える人は多い。実際、社宅や賃貸住宅に住んでいる家族が、新たに家を持つ大きな動機の1つに、子ども部屋を与えるため、というケ−スが目立ちます。しかしこの現象は、高度成長期以前には、実はあまり見られませんでした。戦前までのづくりは、家制度を背景としたもので、子ども部屋という特定の機能に特化した部屋などなく、仮に普段は子どもが主に使っている部屋が
「サザエさん」の住まい... の続きを読む
頭金の基本は物件価格の20%が目安といわれています。夫婦の年収の合算でも可能です。年間返済額の5倍以上の年収のある方で、70歳未満の方なら借入が可能です。現実的に考えた場合、公庫で資金のすべてをまかなうには無理があります。借りられる金額と融資条件があるからです。金利3%・返済期間35年の場合、4000万円以上の融資を受けるには年収900万円前後必要になります。収入の多い人や価格の安い物件なら可能で
2割が基本、しかし今なら頭金ゼロでも買える?... の続きを読む
パッシブな家では、今話題の機械による24時間換気は使用しません。現実に必要ありませんし、それどころか、害になるのではないかと思っています。計画換気と呼ばれる24時間機械換気の恐ろしさを、まず考えていきます。最大の問題点は、実は、この機械換気システムそのものではありません。この機械換気を必要とする建物なのです。この計画換気の目的は、一時間に0.5回室内の空気を入れ替える、換気することにあります。すな
恐ろしい換気システム... の続きを読む