いくら世界的な技術力を持ち、画期的な製品を作り出したベンチャー企業でも、毎期の利益を積んで買える土地は、首都圏では知れています。通勤圏内に、たとえば社員寮など従業員の福利厚生施設を設けようとしても、簡単にはいかないでしょう。ところが、昔から都心に地所を持っている企業は、すでに土地を持っているというだけで巨大な資金力を利用でき、造作もなく用地を確保できます。これから日本の産業の大きな柱になっていくサ
「やはり土地は宝」という哲学が浸透... の続きを読む
木材は、通常の火災時には表面から一分間に〇・六ミリくらいずつ燃えていきます。かりに三〇分間燃えつづけたとしたら、表面から一・八センチは炭になる勘定です。したがって断面の大きな木材、たとえば一五×二〇センチの木材であれば、残りの断面は一三・二×一八・二センチになります。しかも木材は、ふつうの鋼材とちかって、火災時の高温によっても強度が低下しません。そこで、この燃え残った断面で建物を支えることができれ
木材は、火災時の高温によっても強度は低下しない... の続きを読む
地方物件も購入する場合に、だいたいにおいて、その売買のやりとりは郵便物で行うようになっています。なかには、大切な書類を速達などで郵送する業者もいますが、万一そのようなものを速達で送って、途中でなくなってしまうことも、完全にないわけではありません。私も大切な書類が、速達でなかなか届かず、大変な思いをしたことがありますが、単に速達でなく、あくまでも簡易書留、あるいは書留で往復することが必要です。なかで
契約文書のやりとりは、「書留」で行おう... の続きを読む
換気扇の掃除が終わったらすぐに、換気扇フィルターをつけておくことをお勧めします。フィルターが油汚れをキャッチしてくれるので、換気扇の汚れ方は驚くほど違い、次の掃除がとても楽になります。それだけではなく、フードやダクトの中や、外壁部分の排気口の下に油汚れがつくのを防ぐ効果もあるので一石二鳥です。ただしフィルターに汚れが溜まると、換気が悪くなり台所が油だらけになるので、フィルターはまめに取り替えること
換気扇フィルターのもう一つの活躍知ってますか?... の続きを読む
校倉造のように、木材を横に積んで壁をつくる構法は世界中にあります。森林に恵まれているところでは普遍的な構法で、とくに北欧から東欧にかけて、校倉造はその地域での代表的な伝統構法です。校倉造は、せいろう組、丸太組、ログハウスとも呼ばれ、それぞれ少しずつ意味がちがいますが、ここでは同じものとして説明をします。この構法にもさまざまなものがありますが、すべてに共通するのは、壁式であることで、この壁で建物自身
北欧から東欧はログハウスの宝庫... の続きを読む
悪条件がいくつも重なった土地で居住性を上げるとなると、もう「モデルパターンを手直しして」なんてヌルいことはいってられません。その土地の欠点をカバーできることはもちろん、そこで暮らす家族の生活パターン、家に対する考え方に合っている完全オリジナルの家を、建築士ととことん話し合う覚悟が必要です。でも、更地を買って家を建てるつもりがある人なら、楽しみながらやれると思いますよ。弊害は睡眠不足になるくらいで。
建築士ととことん話し合う覚悟... の続きを読む
幼い頃を思い返すまでもなく、そもそも僕の育った札幌にある家屋などは、東京の大工が渡ってきて建てたもので、構造は東京の家となんら変わりはなかった。それゆえに、厳寒にして豪雪地帯の北の家はひと冬で骨組がひしゃげ、朝目覚めると隙間から吹き込んだ雪が、布団の上にうずたかく積もっていることも珍しくはなかった。まことに札幌の風土を真っ向から無視しているしろものだったのである。また札幌にいた大工も冬になって仕事
日本を席巻している日本の軸組工法... の続きを読む
食卓に「オヤジの席」さえあればいい。私などはそう思うのだが、勤勉なご主人がたの意識はまた別のところにあるらしい。ふだんは無口で、打ち合わせでも極力、発言しないことを心がけているとしか思えない夫たちが、ほとんど唯一、声をそろえて要求するものがある。それは「書斎」である。「狭くてもいいから、書斎がほしいですね」「やっぱり、オヤジの居場所というのは必要でしょう」ちょっと欲張りな人になると、「離れがほしい
書斎がほしい... の続きを読む
Tさんは都市銀行のプロパー融資で住宅ローンを組み、4000万円で自宅を新築しました。Tさんは鉄工所に勤務するサラリーマンですが、生活は安定していました。ところがデフレ不況の影は大友家を暗く覆います。Tさんの会社も銀行主導でリストラを始めたのです。会社はリストラ計画の内容を、社員を集めて説明というより、通告しました。給料一律10%カット、賞与の成果主義などTさんたちに不利益になることの羅列でした。T
4000万円で自宅を新築... の続きを読む
きつめのローンでもいったん組んで返済を始めてしまえば、家計的には何とかなるもの。あえて無理なローンを組めといっているわけではないが、月収三五万円で、月々の返済額一〇万円で十分であっても、余裕を持って二〇〇万円ほど多めに借りて、一一万円の返済になっても増加分は何とかなるものだという意味。増えた返済分は、家計の別の項目で圧縮されるものだ。お父さんの小遣いが減ったり、食卓に乗るおかずが一品減ったりするの
ボーナスからの返済には要注意... の続きを読む
家づくりに関してあまりに無防備なことだ。これは、リフォームの打ち合わせの席でとくに感じるのだが、「自分の家」に対する愛情やこだわりがなさすぎる。下見のために床をはがしたり、天井裏をのぞいて見ると、あっと驚くことばかり。手抜きとまでは言わないまでも、そもそも設計や施工がよくなかったのだろう。そして、建て主のほうでも、それを甘んじて受け入れている。こうした無防備さは、新しい家を建てるときにも顔を出す。
家づくりに関してあまりに無防備なこと... の続きを読む
問題なのは、不安やストレスを、妻1人が抱え込んでしまいがちなことである。この間、300万円の追加だって言われたばかりなのに、今度は500万だって言うの。あなた、どうしましょう」「オレは知らないよ。みんなオマエに任せてあるだろう。とにかくウチでは、何もかもひっくるめて3000万しか出せないんだから、うまくやりくりしろよ」しかし、奥さんが交渉しなければならない相手は、海千山千のプロの営業マンなのだ。素
素人の主婦に勝ち目はない... の続きを読む
2005年春まで、ほとんどの金融機関で当初の金利が1.0%あるいはそれ以下のローンがあった。これは固定期間選択型の特約期間か2年、3年の短いタイプで、店頭表示金利が2.3%のところを1.3%優遇して1.0%にする、1.4%優遇して0.9%にするといった仕組み。つまり、あくまでも2年、3年間の優遇金利に過ぎず、その特約期間が終了すれば自動的に店頭表示の2.3%の金利に戻ることが確定しているのである。
特約期間の短い固定期間選択型のリスク... の続きを読む
おもちゃや絵本に漫画本、服に雑貨にと子供のものってほんとに増える一方ですよね。遊んでは散らかし、片付けて・毎日これの繰り返しでお母さんはとても疲れちゃいます。できるだけ子供が自分でお片づけできるようになってくれたらと世のお母さん方はみんな同じ思いですよね。おもちゃはココ、絵本はココと大人が何度言ってもお片づけできない。実はちょっとした工夫でお片づけに興味を持たせることがで切るんです。その工夫はイン
子供がお片づけできるインテリア... の続きを読む
女性は虫嫌いな人多いですよね。住宅を選ぶ際にそれが決め手となり、庭がない一戸建てを選ぶ人やマンションでも高層階を選ぶ人がいるそうです。私のうちはアパートの一階です。しかもベランダの周りはコンクリートではなく土です。なので春夏は虫との闘いでもあるのです。うちはとくに蜘蛛が多いです。幸い私は蜘蛛はすんなり退治できるので、問題ないのですが、以前は室内の一角に何百匹と小さいありがいて失神しそうになりました
住宅における虫トラブル... の続きを読む
不受理事項としては、特別利害関係者等の株式移動や第三者割当増資の実施に関する規制(公開前規制)や、合併・子会社化または被子会社化、営業の譲渡または譲受に関しても規制があります。形式基準を満たしてから実質基準が審査される公開審査の基準には、形式基準と実質基準があり、事業承継を果たすためには、まず形式基準を満たしていなければなりません。形式基準としては、継続企業であり続けるとともに、収益を上げ株主に還
ジャスダック公開審査の流れ... の続きを読む
高額所得者や資産家たちには、不動産は人気の財産です。その理由は何でしょうか。・値上がりによって資産を増やすことができる。・安定的に家賃などによる収入の確保を図れる。・インフレになっても資産価値の目減りを防ぐことができる。・いざというときには、不動産を担保に銀行から融資を受けることができる。など、財産としてさまざまな価値を持っているから、金持ちは不動産に高い関心を持つのでしょう。しかし、もう一つ大き
税金への対策として不動産が利用される... の続きを読む
築十五年目でライニングエ法によって延命策を行ったとすると、築二十年目から二十五年目あたりに取り替えの時期が訪れるということだ。むろん、ケースにもよるので、取り替え時期が早く来ることもあれば、もっと長もちすることもある。しかし、期間の長短はあるにせよ、必ず取り替え時期がやってくるのは確かなのである。パイプの寿命を想定して、各住戸で共用する給排水管(共用管・竪管)は専用のパイプシャフトに納め、故障が起
ライニングエ法によって延命策... の続きを読む
図面と見積書との違いを拾い出すと、必ず図面に疑問が湧いてきます。設計士がいつも正しいとは限りません。彼らも人間ですから、間違いもします。そこで、交渉です。自分は未熟だから、理解が至らないので教えて下さい、という態度で設計士と疑問点の話をするのです。「図面の質疑応答」という業務が設計士の仕事の中にあります。しかしこの「質疑応答」で、「設計が間違っているのでは…」とか「原価がきついので…」とかの気持ち
設計疑問箇所の拾出し... の続きを読む
諸費用は大ざっぱにいって100万円〜200万円程度。これに、新たに購入する電気製品や家具、カーテン(これが意外に高い)などを合わせると、300万円を超えたりする。自己資金は、いくらあっても十分すぎることはないわけだ。自己資金は、あらかじめ貯めたお金でなくてもかまわない。贈与の特例で親の資金援助を受けてもいいし、親から借りてもいい。これだって立派な自己資金だ。自己資金とは、「購入する住宅を担保にして
頭金は準備すべき?... の続きを読む
旧住宅公庫の1974年度の事業計画では、前年度から実施されている総需要抑制策が引き続き行われましたが、個人住宅融資については弾力条項の発動等によって、貸付枠が大幅に拡大しました。当初計画は対前年度0.8万戸増の28.1万戸分としましたが、申し込みが殺到し、申し込み期限よりも早く締め切ることになったため、同じ年度内に5万戸分の枠を追加して対応しました。1975年度には、景気対策の一環として旧住宅公庫
旧住宅公庫の貸付戸数枠は無抽選制で増加へ... の続きを読む
日本では地震活動がこのところ活発化しつつあるといわれています。今後30年間で、震度6強を超える巨大地震が直撃する可能性は、首都圏なら70%、東海地方なら87%ともいわれています。近い将来、首都圏の物件は、ほぼ確実に「烈震(震度6)」に襲われると予想されているわけです。それだけに、どのマンション業者も地震対策には力を入れています。なかでも注目されるのが「免震構造」でしょう。免震構造とは、建物と基礎構
地震のパワーを3分の1から4分の1に=免震構造... の続きを読む
住宅ローンは借入額が大きく、返済期間も長い。このためわずかな金利の違いでも返済負担額に大きな違いが出る。たとえば1000万円を三十年返済(元利均等・ボーナス返済なし)で借りる場合、金利三%だと月々の返済額は約四万二一○○円だが、金利四%だと約四万七七〇〇円になる。一%違うだけで毎月約五六〇〇円も差が出るのだ。年間にして約六万七〇〇〇円、三十年だと二〇〇万円以上の差である。借入額が二〇〇〇万円なら四
借入金利は低ければ低いほどよい... の続きを読む
世間には賃貸情報誌がたくさん溢れています。書店などで売られているものから、無料で配付されているものまでその種類や内容は様々ですが、例えばその情報誌を見て掲載されている不動産業者を尋ねる場合、気をつけたいことがあります。まず情報誌に掲載されている物件の中に条件の良いものや気になるものがあれば、その物件を紹介してもらえるかを最初に確認をするのです。数多くある不動産業者の中には、すぐに紹介ができない物件
賃貸情報誌に掲載されている真実とは... の続きを読む
最近、DIYにハマっています。私は雑貨や家具へのこだわりが強い方なので、自分の思い通りのものが作れるというところには大変魅力を感じています。既製品のように上手くは作れませんが、かえって味があるように感じられ、愛着が湧いてくるものです。自分の身の回りのあらゆるものを好きなものだけで構成できればどんなに幸せだろうと、考えるだけでも楽しくなってきます。そんな時、バスの中の広告で中古住宅に関するものを見つ
中古住宅には味がある... の続きを読む
フラッグストーンフロアと言うものがあります。これはいくつもの凸がついた石を床に敷き詰めたものです。同じ方向に溝をつけたブロックを並べたもので、こうする事により非常に水はけを良くしているようです。また溝がついているため滑りにくく(マットでも同じ)、溝をつける事により表面張力を打ち消しています。これで非常に乾きやすくなっているのです。ブロックで構成されているため、タイル張りに比べて施工しやすいと言う利
住宅情報にあったお風呂の床... の続きを読む
契約内容の事前チェックを行なうためのポイントを整理しておきます。売買契約の締結に先だって行なわれるのが「重要事項説明」です。重要事項説明書の内容は、その取引物件に関する権利関係から物件概要、使用上の法的な制限、購入代金の授受の方法、契約解除時の規定など、まさに重要事項が細かく書面化されています。宅地建物取引責任者の資格をもつ者から説明を受ける決まりになっています。その内容に重大な事項が記載されてい
事前にコピーをもらい、疑問点を整理して臨む... の続きを読む
建築の設計を二〇年も続けていると、こんな流行の言葉がばかばかしくなる。人間の住まいのテーマは、こんなふうにくるくると変わっていいはずがない。これらの流行は、つまるところ商品にいきつく。ある商品を売らんがために、話題がつくられている。木炭が話題になり、珪藻土が話題になる。それはそれでけっこうなことではあるが、あっというまに何十もの珪藻土商品が販売されることになる。中にはほとんど珪藻土を含まない商品も
住み良い家の本質は不変... の続きを読む
六本木、汐留、品川周辺の高層ビル群には連日、数多くの人が押し寄せ、ビジネスだけでなく、ビル内の高級レストランやレジャー施設で豊かな時間を過ごす。華やかな世界が広がる一大都市ならではの光景だが、実はこの同じ地域でさえ、不動産物件の下落にあえぐ人たちがいる。この地域に高級マンションを建設し、計画中のマンション業者たちだ。彼らは、いまだにバブル崩壊の後遺症から抜け出すことができず、多額の借金を抱えている
自転車操業のマンション販売の現状... の続きを読む
家賃はお金をドブに捨てている。「住宅は自分のものにしておかないと、あとで後悔するぞ」ということだ。今でも都心で、ワンルームを月一〇万円以上を出して借りている人が結構多い。それどころか、たいして広くもない三DKに一五万円も出して借りている独身者、家族持ちも多いのだ。これは、マンション経営者にとっては好都合かもしれないが、私から見れば首をかしげざるを得ない。私は最近、田園都市線の青葉台駅から徒歩圏に、
なぜ、借りるより買うべきなのか... の続きを読む
不動産鑑定士等は、不動産の鑑定評価を担当する者として、十分に能力のある専門家としての地位を不動産の鑑定評価に関する法律によって認められ、付与されるものである。従って、不動産鑑定士等は、不動産の鑑定評価の社会的公共的意義を理解し、その責務を自覚し、的確かつ誠実な鑑定評価活動の実践をもって、社会一般の信頼と期待に報いなければならない。そのためには、まず、不動産鑑定士等は、同法に規定されているとおり、良
「不動産鑑定評価基準」に示された鑑定士のあるべき姿... の続きを読む
気をつけなければならないのは、公庫融資は借りる本人もさることながら、マンションにせよ、一戸建てにせよ、公庫の基準に合った建物でなければ、融資は受けられないということです。つまり、一番安心なのは「公庫融資付き」ということが明示されているものです。このような住宅は、原則「登録制」で購入することになっています。しかし、1回目では「登録制」でも、15戸や20戸残った時には「先着順」になりますので、クジ運に
「公庫融資付き」をねらえ... の続きを読む
また金融機関以上に、団塊世代の需要を取り込んでいるのが不動産業界である。後に詳述するが、定年を機として、田舎へ帰郷する人、また郊外の一戸建てを売却して都心のマンションへ転居する人。退職金を元手とした不動産投資をする人など、さまざまなニーズに対応している。このような新しい需要を団塊世代が生み出していて、人口構成の変化の影響が今後、さらに新しい需要を生み出していくに違いない。団塊世代の一層の高齢化が進
四半世紀後には新社会への構造転換が始まる... の続きを読む
売却した住まいを買い主に引き渡し、仮住まいをするうちに工事を行なうという方法もある。この場合の仮住まいの期間は四〜五カ月程度であり、そのための費用もかかるけれども、それさえ覚悟すれば、売却と工事進行とのあいだの“時間のズレ”にいら立つ心配はないはずだ。いずれにしても、買い換えで新しい住まいを注文住宅にする、というのは、時間のズレや資金上のギャップを防ぐのがむずかしい。これを防ぐためには、古い住まい
古い住まいに住むうちから土地の手当てを... の続きを読む
現在、年内入居であれば住宅ローン減税が適用になるとのことで消費者の駆け込み需要が多い。住宅ローン減税とは、住宅ローンを借りると10年間にわたって年末のローン残高の1%に相当する額が所得税から税額控除される制度のことだ。年間50万円が10年間だから、最大500万円が所得税から還付される。金利が1%の商品であれば、この住宅ローン減税を使えば実質金利が相殺され、ゼロとなる。確かにこれは消費者にとっては大
住宅ローン減税とは... の続きを読む
不動産をもつと、当然のことながら毎年、税金がかかる。固定資産税と都市計画税だ。ともに、土地と家屋の両方に課される。このうち、固定資産税はすべてに課税されるが、都市計画税は都市計画区域にある不動産にたいしてのみ課税されることになっているので、課税されない地域もある。ところで、固定資産税と都市計画税は、毎年一月一日の時点で登記簿に登記されている人に課税される。一月一日の土地課税台帳と家屋課税台帳に記載
年末に登記を済ませると一年分の固定資産税を損する... の続きを読む