アレルギー性ぜんそく患者のいる家屋内でヒョウヒダニアレルゲン量が一グラムのちり当たり一五〇マイクログラム以上になると、ぜんそく発作を誘発する恐れがあるという報告があります。また、別の報告では、アレルゲン量を一グラムのちり当たり二マイクログラム内に留めればよいともいわれています(一グラムのちり当たり一〇マイクログラムあるとダニアレルゲンに感作されやすいとの報告)。調査法が異なるので、研究者によってこのように数値が異なるわけです。
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前の報告を出した小児科医がぜんそく患者の家の室内アレルゲン量を測定し、環境改善をした後で、再び室内アレルゲン量を測定したら、全室とも一グラムのちり当たり一五〇マイクログラム以下に改善されるといわれています。ぜんそく患者をかかえる家庭には説得力のある話ですから、参考にしてください。一方、刺したり咬んだりするダニ類によって起こるアレルギー症を少なくするには、そのダニ類を殺せばよいわけです。この点で、アレルギー性気管支ぜんそく・鼻炎・眼アレルギー・アトピー性湿疹の原因となるチリダニとは異なります。チリダニは殺しただけでは不十分で、その死体やふんも除去しなければならないからです。