家賃はお金をドブに捨てている。「住宅は自分のものにしておかないと、あとで後悔するぞ」ということだ。今でも都心で、ワンルームを月一〇万円以上を出して借りている人が結構多い。それどころか、たいして広くもない三DKに一五万円も出して借りている独身者、家族持ちも多いのだ。これは、マンション経営者にとっては好都合かもしれないが、私から見れば首をかしげざるを得ない。私は最近、田園都市線の青葉台駅から徒歩圏に、土地を買い一戸建てを新築した。その近くで地主の人が、三LDKの賃貸マンションを大手のディベロッパーの手で新築していた。確かに、カースペースも広く都心にも近いので魅力的な物件には違いないが、「あのマンションが満室になるのは大変だろう」という私の予想は見事に外れた。家賃一四、一五万円の部屋が、一一五室もあっという間に埋まってしまったのだ。こんなのはお金をドブに捨てているようなものである。そして、すぐ近くに何と三階建ての三棟、合わせて一五〇戸近くの大型規模な賃貸マンションが建築中である。何ということだろう。こんなところに安住していたら、いつになってもマイホームは夢のまた夢に終わってしまうではないか。とにかく、家賃一〇万円以上支払っている人にメッセージを送りたい。いますぐに頭金を工面して、自分の住む家を買ってほしい。金利、物件価格など好条件がそろい、あなたのマイホームがこんなにも有利に買える時はほかにない。「あの時に買っておけばよかった……」と、あとで後悔しても始まらないのだ。「マイホームが持てない、不平等だ、これは政治が悪い」というようなことを口に出す人に限って、このようなチャンスをみすみす見逃しているのである。これは誠に情けないことである。もう少し、自分の人生設計に関心を持ってほしいものだ。
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