建設コンサルタントの2008年業務額上位4社に順位の変動はない。エイトコンサルタントと日本技術開発が09年6月に経営統合してエイト日本技術開発を設立したため、前期の両社の実績を合計すると5位に大きくランクアップした。公共投資が右肩上がりの時代は、棲み分けや配分のルールが働き、競争があまり激しくなかったため、企業間の順位変動が少なかった。しかし、公共投資削減による受注競争の激化に加え、プロポーザル方式や総合評価方式の増加は、企業の体力や技術力が受注を大きく左右する。
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この結果、企業間の格差が拡大する傾向にあり、必然的に売上高の順位も入れ替わりが多くなっている。05年4月に施行した公共工事品質確保促進法によって、国の機関はプロポーザルを増やし、国土交通省は08年度から総合評価方式を本格的に導入した。地方自治体はまだ競争入札が主体だが、総合評価方式を積極的に導入しているところもあり、流れは価格だけの競争から技術も含めた競争に変わりつつある。これからは、「強い企業はますます強く」という経営環境に移行し、いまよりさらに優勝劣敗の傾向が強まる見通しだ。