頭金は多いに越したことはありませんが、むしろ返済能力のほうが重要なのです。たとえば、自分と家族の収入の合計額の3割を返済に回すことができれば、その額から逆算して借入可能額を求め、それが借入限度額の目安ということになります。ですから、これに頭金を加えれば、購入できる不動産の価格が算定できるわけです。夫婦で購入する場合は、夫婦の収入合計で返済額を決定すればよいわけで、頭金は何剖だということに別にとらわれる必要はないわけです。夫が2000万円、妻が1000万円を別会に借りるということでも、一向にかまわないわけです。しかしローン名義は次のような理由で、家計の主な収入を稼いでいる人、1人にすることが多くなっています。(1)わざわざ2つの金銭消費貸借契約を結ぶのは面倒だし、金融機関も合算した収入をもとにして、夫婦一方の名義での貸し出しをしてくれる。(2)住宅ローンには一般に生命傑険が付保されているが、名義を1つにしておけば、主たる所得者に万一のことがあっても、ローンの残債はなくなり、残された家族は楽である。また購入価格の1割くらいは、諸費用として別に用意しておかなければならないでしょう。たとえば、購入価格が3000万円であれば300万円くらいは、仲介手数料、配当権段定費用、登記費用、引越し費用、家具備品などの購入費用として、準備しておけばよいでしょう。
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